札幌市内のお客様から汲み取り式の便器を水洗トイレに切替える工事のブログを見たので工事の見積をしてほしいとお電話いただきました。
現在は住んでいないので時間を合わせて現地を確認し様々な情報を集め後日見積を提出する事に・・・
水洗化にする為には、公共桝が無いことには出来ません、こちらの地域は近隣がすでに公共下水道を使用しているので、宅地内に公共桝が有るかを下水道局にて調査から始めます。
調べると既に宅地内までは設置済みのようですが現地を見ても見当たらなかったので下水道調査依頼をし舗装の下30㎝ほど下に埋まっていたとの事で嵩上げを後日していただきました。
そこから初めてマスの深さや距離的に勾配が問題なく工事可能か調査し見積開始なのです。
見積した後、銀行融資が決まったので工事してほしいとご依頼いただきました。
工事予定がしばらく埋まっていたので日程調整して廃材を処理し重機で掘削開始して便槽を解体していきます。
配管を出来るように解体した後、便槽全体を薬品消毒していきます。
今ではほとんど水洗化されているので水洗化工事は何年もしていなく昔使用していた消毒薬品も販売中止になっていました(発癌性があるらしく若い頃週に数件工事していたころが有ったのでやばいかな?・・・)代用品を探すのに苦労した
各系統の排水管を接続し勾配を確認しながら隙間が無いように丁寧に埋め戻しながら踏み固めしていきます。
この辺りは火山灰のさらさら土質なので埋め戻しには最適な土質で隙間なく埋めやすいです⤴地域によては石ばかりで土を探す方が大変なところや粘土質で水に濡れるとグチャグチャになるところや水が沸いてポンプをかけながら作業するような過酷な地域もあり各業者、職人さん苦労しながら施工している事も知っていただきたいです。
配管が終わりある程度踏み固めが終われば重機で埋め戻しを開始してほどんど手作業をぜずに重機でここまで整地しました。近年は重機に乗る機会も少なくなり
以前よりは上手に乗りこなせなくなりましたが埋め戻し一番難しいんですよね
お客様によってはボイラー専門と思っていられる方もいらしているのですが、水道と直結している設備工事全般を行っている工事業者なので水廻の工事や修繕はお気軽にご相談ください。